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PCで楽しむBloodborne:Lantern Engineがもたらすもの

Lantern Engineは専用ランチャー、高フレームレート、グラフィック設定を通じてBloodborneをPCで楽しめるようにする。

ゲームロゴの下、暗いヤーナムの街に立つ狩人を描いたBloodborneの公式ビジュアル

Lantern Engineは、専用ランチャーやグラフィック設定、高フレームレートへの対応を通じて、BloodborneをPCで楽しめるようにする。 このコミュニティプロジェクトではWindowsでヤーナムを探索でき、Linux向けのベータ版も提供されている。

本プロジェクトは非公式で、ゲーム本体は含まれない。GitHubリポジトリによると、プレイヤーは自身のPS4版から、アップデート1.09適用済みでゲームIDがCUSA03173のファイルを抽出する必要がある。PlayStationのページでは引き続きBloodborneはPS4向け作品として掲載されている。

Lantern Engineの仕組み

Lantern Engineは、コミュニティによるbbportとshadPS4の成果を基にしたエンジンとランチャーを組み合わせている。プロジェクトによると、ゲームコードはPCのCPU上で動作し、グラフィックはVulkanに変換される。ランチャーでゲームフォルダーを選択し、グラフィックや操作を設定できる。

フレーム生成と滑らかなプレイ

バージョン0.9.37のリリースノートには、RTX 40・50シリーズ向けDLSS Frame Generationと、RTX 50での動的なマルチフレーム生成が記載されている。FSR 3.1のフレーム生成やHDRとフレーム生成の併用にも対応する。利用には対応ハードウェアと設定が必要だ。

開発者によると、NVIDIAとAMD向けのシェーダーカタログの拡充や、プレイ前のキャッシュ済みシェーダーのコンパイルにより、特に新しいエリアでのカクつきが軽減される見込みだ。現行版では灯りを使った移動後にフレームレートが低いままになる問題や、高リフレッシュレート画面での60 FPS時の画面の揺れも修正されている。

高フレームレート向けの修正

PS4オリジナル版の目標は30 FPS。内蔵パッチは高フレームレートで影響を受ける挙動を修正する。助走ジャンプの距離を30 FPS時と同じにし、60 FPS以上で落下後に斜面を速く滑りすぎる問題を抑え、高フレームレートや上限なしの状態でもマントやコートを安定させる。

メニューやキャラクター作成ではマウスも使用できる。変更されたセーブデータは、起動時に加えてプレイ中も10分ごとにバックアップされる。

AmmonisでBloodborneの実績を確認

Ammonis v1.43.0は、Lantern経由でインストールしたBloodborneの実績に対応し、現在のローカルプレイヤープロフィールを使用する。PlayStation風のトロフィー、解除進捗と解除率を確認でき、プレイ中にはAmmonisの実績通知も受け取れる。Lantern Engine自体にも実績通知があり、その通知を有効にしている場合は同じ実績に対して通知が2つ表示されることがある。

トロフィー、解除率、達成進捗を表示するAmmonisのBloodborne実績画面

Bloodborneのすべてのトロフィーを獲得した際のAmmonisの実績通知

WindowsとLinux

Windows版に加え、開発者がベータ版とするLinuxビルドが提供されている。

開発者によると、このリリースはWindowsのRTX 5060でプレイテストされた一方、AMD、Intel、旧世代NVIDIAハードウェアでは起動テストされていない。Linuxビルドはコンパイルとテストを行ったが、実機のLinux PCではプレイしていない。既知の問題には、一部環境での照明の欠落やブロック状の表示、特定エリアの描画異常、Steam Deckのゲームモードでのイントロ後のクラッシュがある。導入前にリリースノートを確認したい。

出典と画像

カバー画像:PlayStationのBloodborne公式ビジュアル。